インドネシアの洞窟に4万年前の壁画、人類最古級と判明

 インドネシアのカリマンタン島(ボルネオ島)の洞窟で見つかった動物などの壁画が、人類最古級となる4万年以上前に描かれたことがわかった。スペインでも同じくらい古い時代の動物の壁画が残っており、離れた地域で同時期に動物を描く文化が生まれていたことになる。インドネシアやオーストラリアなどの研究チームが、英科学誌ネイチャーに発表した。 カリマンタン島の洞窟には多くの壁画が残されており、今回の壁画は2014年に発見された。壁画の多くは赤茶けた色で、酸化鉄を多く含む土を「絵の具」のように壁面に塗って描いたらしい。インドネシアに当時からいた野牛「バンテン」とみられる角が生えた動物や、人の手に土を吹き付けた手形、やりを持ち、髪飾りを付けたとみられる人間の姿が見つかった。 研究チームが今回、新たに年代…