音楽配信依存からどう転換? USEN社長・田村公正氏

 飲食店などに音楽を配信するイメージが強い「USEN」。CDなど音楽市場の縮小を背景に音楽配信からの脱却を図り、事業の多角化をめざしています。その方向性とは。田村公正社長(47)に聞きました。 ――音楽を配信する会社からの転換を図っています。 「50年培ってきた音楽配信事業への依存から脱却している。音楽CDの生産金額が1998年は6千億円近い規模だったのが、いまは2千億円を切っている。音楽への価値観が変わり、スマートフォンなどで音楽が楽しめるようになった。著作権をクリアせずに違法に音楽を流すところもある。音楽配信はコアなビジネスなので、客を維持することには努めるが、依存することはできない。次のビジネスを模索している」 ――どんな事業に取り組みますか。 「中小の飲食店や小売店のIT…