宇宙からオカエリナサイ 小型カプセル、筑波に到着

 国際宇宙ステーション(ISS)での実験試料を積んで地球に戻った小型回収カプセルの収納容器と実験試料が13日、茨城県の筑波宇宙センターに到着した。宇宙航空研究開発機構(JAXA)は今後、試料の保存状態などを調べる。 JAXAは11日、小笠原諸島・南鳥島沖に着水したカプセルを回収後、大気圏突入時の高熱から試料を守る容器などを取り外し、飛行機と陸路で同センターに輸送。職員らが拍手で出迎えた車から試料の入ったクーラーボックスを降ろした。 容器は報道陣に公開された。田辺宏太・小型回収カプセル開発チーム長は会見で、「感動している。(容器は)ほとんどダメージを受けていないように見える」と話した。JAXAは今後、無重力で結晶化させたたんぱく質や金属の試料を、顕微鏡や大型放射光施設で詳しく調べる。(小宮山亮磨)