京都企業の京セラ、AIなど開発拠点を横浜に新設

 京セラは10月25日、人工知能(AI)など向けにソフトウェアを開発する拠点を、2019年5月に横浜市のみなとみらい地区に開設すると発表した。AIやIoT(モノのインターネット)などの先端分野を学ぶ学生や研究者は首都圏に多く、採用や協業を優位に進める狙いがある。 京セラのソフト開発人員は約600人おり、いまは東京や横浜にある三つの拠点に分散している。これを、より都心部に近いみなとみらい駅近くの既存のビルに集め、将来的には1千人規模まで増強する計画だ。 地元志向が強く、研究の拠点も近隣に置いてきた京都企業が、同様の理由で首都圏にも研究拠点を構える例が最近相次いでいる。オムロンは4月、AIやロボットの研究拠点を東京・本郷に開設。村田製作所は20年に、みなとみらい地区に1千人規模の拠点を開設する。(伊藤弘毅)