「風呂に目薬2滴」の変化もわかる いぶき2号、宇宙へ

 二酸化炭素(CO2)やメタンなどの温室効果ガスを観測する人工衛星「いぶき2号」が29日、種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げられる。温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」で、各国の温室効果ガス排出量を検証する役割が期待されている。 いぶき2号は宇宙航空研究開発機構(JAXA)、環境省、国立環境研究所が共同開発した。高度約600キロから地表で反射した太陽光を観測する。大気中にCO2やメタンがあると特定の波長の光が吸収される。反射光の波長などを調べることで、大気中のCO2などの濃度を割り出す。 JAXAによると、CO2の観測精度は0・5ppmで、2009年に打ち上げられた初代「いぶき」と比べて8倍になった。また、メタンでは約7倍の観測精度だという。JAXAの平林毅プロジェクトマネジャーは「家庭のバスタブに目薬を2滴垂らした際の濃度変化がわかる精度」としている。 パリ協定では、各国は温室効果…